亜鉛は糖尿病の緩和にも?遺伝体質の方にもおすすめ

糖尿病治療として期待できる亜鉛

糖尿病患者さんの多くは、尿の中に亜鉛摂取量が多いことが知られています。亜鉛は様々な作用に必要なミネラルで、体内でインスリンの分泌とも関係し、不足すればインスリンの量が減り血糖値が上昇してしまうのです。これにより代謝異常が発生し、糖尿病を発症する原因のひとつだと考えられています。

 

亜鉛は糖尿病治療としても期待されているミネラルで、インスリン抵抗性を示す2型糖尿病患者に対し投与すると、症状が緩和されることが確認されています。亜鉛は医薬品ではありませんが、不足すれば体の機能が正しく行われないことは確認されており、糖尿病の予防目的では十分使える可能性があります。

 

医療機関で利用する場合は亜鉛サプリの服用または、亜鉛の欠乏による病気の治療に用いられる薬を活用することができます。糖尿病の場合は亜鉛を治療として利用する方法はまだ確立されていませんが、栄養療法に詳しい医師が在籍する病院で治療を受けることが可能です。

 

亜鉛サプリは市販されているものも多く、吸収率を高めた商品や、牡蠣の原料にこだわった商品もありますから、予防目的なら自身で好きなものを選び服用してみるのも良いでしょう。安いものなら1,000円以下から、品質の良いものでも1ヶ月3000円〜4,000円くらいから始めることができます。

 

亜鉛の効果を知りたい!

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亜鉛不足と糖尿病について

糖尿病はすい臓から分泌されるインスリンが上手く働かなくなった病気です。突然なるのではなく、徐々に糖の代謝ができなくなります。最初は糖の代謝が悪くなり肥満が見られることも多いのですが、次第に糖を取り込めなくなり様々な器官でエネルギー不足になります。

 

糖を体内に取り込むにはインスリンが必要です。しかし糖尿病患者さんはこのホルモンの分泌量が少ない、または作用が低下しています。まったくインスリンが作れない体質的な人もいれば、後天的な影響によりインスリンが作用しなくなる人もいます。

 

後天的な原因は過食、肥満、ストレスなどの生活習慣の影響で、そのひとつが亜鉛不足だと考えられています。亜鉛が不足すればインスリンを作り出すことができません。もしすい臓でインスリンを分泌する能力が残っていても、その原料がなければ不足してしまうのです。

 

亜鉛はインスリンを作る材料となるため、偏った食生活で亜鉛が不足していれば将来糖尿病になるリスクを抱えているといえます。野菜ばかりで動物性たんぱく質の摂取が少ない人、ジャンクフードが多い人、好き嫌いが激しい人なども注意しましょう。

 

もし亜鉛不足によるインスリンの分泌が低下しているだけなら、食生活の改善で症状が和らぐ可能性があります。

糖尿病は初期症状に気がつきやすい

糖尿病はある日突然なる病気ではありません。最初はインスリンがきちんと分泌されていても、効き目が弱くなってしまいます。そのためインスリンをもっと分泌しようとする働きが起こるのですが、そうなればますますすい臓が疲れ、いつかはインスリンが分泌できない状態が起こります。ある日すい臓が限界に達すれば元に戻すことはできず、糖尿病と一生上手く付き合っていくしかなくなります。

 

糖尿病は突然なるのではなく、インスリン抵抗性を見せる頃から徐々に症状は現れています。初期なら体がだるい、疲れやすい、喉が乾くなどです。体重が増えやすくなり、食欲が沸いて体重増加が見られます。この頃に自覚すればまだまだ予防することはできます。

 

初期に気がつけば何らかの予防対策ができるでしょう。亜鉛の摂取もそのひとつで、日本人の多くは食事から亜鉛の量を十分摂取できていないため、試してみる価値はあります。サプリの服用ならリスクも殆ど無く、同時に亜鉛の効果により疲れやすさも改善しやすいため便利です。

 

すい臓はいつ機能を失うかはわかりませんから、初期症状が表れているうちに何らかの対策をするようにしましょう。特に糖尿病の初期の方は、血糖値が不安定になり糖を摂取する悪循環になりやすいため注意しましょう。

糖尿病患者は更に亜鉛不足に

糖尿病の初期段階では、インスリンの効き目が低下するためどん分泌するようになります。亜鉛はインスリンを作る材料ともなりますから、インスリンの量が多いといことは亜鉛もそれに対し多くなければなりません。

 

しかし、日本人の多くは元々亜鉛不足の食生活をしていることが多くなっています。糖尿病の初期症状でインスリンが多く分泌すれば、当然亜鉛の量も不足するわけです。亜鉛の体内の備蓄が底を尽きれば、インスリンを作りだせないほか様々な機能低下を招いていきます。

 

更に糖尿病を発症すると腎臓での吸収率が低下するため、亜鉛などのミネラル量が更に減ることとなります。尿に多く含まれる代わりに、使われる亜鉛が不足してしまいます。糖尿病の症状がある方は正しい治療をすると共に、亜鉛の摂取量も多くしてみると良いでしょう。

 

糖尿病は症状が進むにつれて体のいたるところに障害が出てきます。こうなれば亜鉛の補給のみでは症状の緩和は叶わない可能性もあります。できるだけ早く食生活を改善し、インスリンを作り出す亜鉛を補給するようにしましょう。糖尿病の方は食事療法、薬物療法、運動療法を組み合わせるのが一番です。初期の頃の場合でしたら、食事療法や運動療法ののみで改善することもあります。

 

 

糖尿病における亜鉛の効果とは?

一番気になるのは糖尿病を既に発症している方は、亜鉛によりどのくらい効果が出るか?ということではないでしょうか。亜鉛のみで改善された例はまだ少ないものの、亜鉛を十分含んだ食事療法で薬が殆どいいらなくなった人は実際にいます。ひとつの治療方法として食事を改善してみるのも良いでしょう。その結果症状が落ち着いてきて、薬がいらなくなるほど良いことはありません。

 

・ 食べすぎを止める
・ ビタミンやミネラルが多い食事を摂る
・ 適度な運動をしながら代謝を高める
この3つの方法にて糖尿病は改善できる可能性があります。糖尿病の薬は血糖値を下げているだけで、すい臓の機能を上げる方法ではありません。根本的に改善するには食事を改善し、適度に運動で糖を代謝することです。

 

糖尿病は次第にすい臓の機能が低下し、ついにインスリンを分泌することができなくなります。こうなるとインスリン注射しか残されていない為、完治できない病気となってしまいます。それ以前に亜鉛を用いた食事療法を行った方の中には、薬の量を減すことに成功したり、薬の服用がいらなくなる人も出ています。

 

亜鉛をしっかり摂取してインスリンの効きが良くなれば、コントロールすることは可能です。

 

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亜鉛は血糖値を下げる効果も

遺伝的に糖尿病体質の方にとって、血糖値が上がるのを防ぎたいと思うでしょう。亜鉛は血糖値を下げる効果も期待できるため、まだ糖尿病を発症していない方にも効果があります。

 

まだ糖尿病を発症していないならインスリンはきちんと働いているはずです。しかし、インスリンを作り出すためには亜鉛が必要となりますから、予防としても亜鉛を摂取するようにしてください。なぜなら血糖値が高い人に共通して見られるのはミネラル不足だからです。ミネラルは亜鉛のほかにもクロム・リン・カリウムなど様々なものが糖の代謝と関わりを持っています。

 

昔の人は雑穀などでミネラルを補給していました。現代人は白米を食べる機会さえも低下し、食事自体からミネラルの補給ができていません。ミネラルを効率よく摂取したいなら雑穀米を選んだり、亜鉛を多く含む肉類や魚介類などをバランスよく食べましょう。

 

また、亜鉛サプリを服用したなかでは、血糖値が下がる効果からか体重が減る現象が見られる人もいます。血糖値が下がれば糖が脂肪に変わるのを防ぐことができ、糖をきちんと代謝できて痩せる効果も期待できます。血糖値をコントロールすることは単に糖尿病予防だけでなく、体重の調節にも役立つものです。
 

 

 

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